2017年4月3日月曜日

城山(145m)


 
  城山と名のつく山は日本各地に存在し、富山県でさえいくつかの城山がある。いずれも城跡が名の由来なのであろう。今回紹介する城山は富山県を二分する呉羽丘陵の最高峰の山である。記録では1182年木曽義仲の武将がここに軍を敷いたのが始めとされる。最も有名なのは豊臣秀吉(もしくは傘下の武将)が佐々成政討伐の際に布陣したという話だ。その城の名は白鳥城、なんとも美しい響きだ。呉羽丘陵は呉羽断層の西側が持ちあがって出来た丘陵で、そのため西側は傾斜が緩やかで梨畑が広がるが、東側は急な斜面の森となっている。

 呉羽丘陵多目的広場のトイレ先にある呉羽山ドライブコースと交差するトンネルを抜けると登りが始まる。5分もたたない内に七面堂と白鳥城跡への分岐にでる。白鳥城跡への道を辿る。竹林の中を進むとひょっこり一般の家が並ぶ端っこに出る。一瞬戸惑うが左にある稲荷社への石段を登る。稲荷社手前の道を右に進んで行く。緩やかな登り下りの続く道を進む。途中ドライブコースを横断して駐車スペースの奥へと進むと登山道が現われる。再びドライブコースを横断して進むと展望台がある。

展望台からは立山連峰の雄大な山並が見通せる。一服するには良い場所だ。そこを過ぎると駐車場スペースとトイレのある広場に出る。広場の奥に白鳥城跡への登山道がある。

 東出丸跡、三の丸跡、二の丸跡を経て本丸に出る。短いが急登である。本丸跡には三角点があり、ここが城山山頂、兼白鳥城跡になる。ここまでの所要時間は約32分


 呉羽山の遊歩道は更に奥に続いている。本丸から下りになる。緩い高低差のある登山道を進む。一旦ドライブコースの駐車場の端にでるが、そのまま直進して登り返す。しばらく行くとのぞみの丘という開けた場所につく。この付近一帯はカンジキハイクを楽しむこともできるので冬でも良い景色を楽しむことができる。


 のぞみの丘から階段の下りが続き、下りたところを右に折れると富山市ファミリーパークの芝生広場の端に着く。パークとの境界にある金網塀と並行して道が続く。途中、朝日の滝への分岐があるが直進する。

 やがてファミリーパーク正面を横切る県道有沢線のトンネルの真上にでる。登山道を林道が横切っており、登山道が途切れている箇所だ。左手を見ると登山口があるが、見つけにくいかもしれない。

 ここまでくると人気は途絶える。たまにトレールランニングをしている人が通る程度だ。登り下りを繰り返すとやがて御鷹台という広場に着く。広々とした広場でコンクリート製の簡単な舞台もある。

 何かイベントがやっているのだろうか、私がここへ来る時はいつも私一人だけだ。御鷹台がこのコースの終着点になる。さらに先にも丘陵は連なるが北陸自動車道の切通しになっている。向いには私がかつて勤務していた富山大学(旧富山医科薬科大学)附属病院などの大学の所有地になる。

 登山口から御鷹台まで丁度1時間半である。山歩きの本によると片道3時間10分とあるが、休憩しながら、ゆっくりと歩けばそうなるかもしれないが、3時間は大袈裟かもしれない。

 御鷹台で休憩したら、来た道を引き返す。約1時間25分。全体的になだらかな山なので行きも帰りも所要時間に差はないようだ。足慣らし、自然とのふれあいにはもってこいの山である。
 ただし、夏場は暑く、熱中症に気をつけたい。かつヤブ蚊も多い。少しでも立ち止まるとわーと寄りついてくる。休憩もできないので蚊の対策も必要だ。

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