2017年5月4日木曜日

米山(992.5m)


 
新潟県上越市と柏崎市の間にある山で、高速道路などから、きれいなピラミッド状の山として認識できる山で越後富士とも呼ばれている。名前は石川県の白山を開山したとされる泰澄大師の弟子の沙弥が海を渡る強欲な船主から米俵を五輪山(今の米山)に投げ飛ばした故事に由来する。信仰の対象になった山であり、昔から海上交通や漁場の位置の目印となった山だった。カシミールの山岳画ソフト図は上越市内から見た米山。

  山頂には米山薬師が安置されているお堂がある。今回は5月のゴールデンウィークに行った時の記録。米山には4つの登山コースがあるが、大平登山コースの紹介になる。

8:04 大平部落の駐車場は十数台の車を置ける。簡易トイレも設置されている。
  そこを表示に従い登る。廃屋の横を通る道で、やがて杉林の中を歩く。5分も歩くと登山道は右へ折れる。ちょいと急な坂を登り切ると駐車場から通じる林道に出る(8:11)。林道を登ると直ぐに左手に登山道が現れる。そこを登り切ると又林道に出る(8:14)。林道を出てから1分も経たない内に右手に登山口が現れる。この周辺にも車は4台ほど停められる。

 そこから角材を利用した階段などを登る。かなり急になるので辛抱が肝心だ。この辺りからブナ林に代わる。

林道から別れ約40分ほどで「二の字」という明るい広場に着く(8:54)。眼の前には米山の山頂が見える。簡易のベンチもあるので小休憩するには良い。

 5分ほど捕食や水分補給をして出発。しばらくはなだらかな道が続くがやがて急登になる。着いたところが七一一峰(9:09)。名前の通り、標高は711m。
そこからは細い尾根歩きになる。一旦、一気に下る。引き続き、尾根の上の登山道にある三つの小さなピークを登り下りする。やがて尾根は米山の山腹に合流する(9:24)。

 そして、山腹につけられたS字状の急な登山道を登る。すでに63%の行程を終えているので、我慢して登り切りたい。やがて大きな岩にガンバレと赤ペンキで書いた部分が出てくる(9:36)。通称「ガンバレ岩」だ。

 さらに急登が続くが、やがて山頂からの尾根伝いの登山道になる(9:43)。少し歩くと尸場(しらば)という場所に出る(9:45)。

 米山は明治4年まで女人禁制の山だった。女性はこの場所までしか登れなかったので女人堂があったという。山頂にある休憩の建物がまだ遠くに見える場所だ。女人堂は4つの登山道にそれぞれ設置されていた。さらに進むと、多少日本海側の風景は良くなるが、今までではないものの山頂直下の急登は続く。

 ゴールデンウィークのこの時期は年によって雪の量が違う。今年は中途半端に登山道を覆っている。



 中途半端というのは雪に埋もれた木々の枝がやたらと行く手を阻んでいるからだ。全部が雪で埋まっていれば歩きやすいが、中途半端だと、顔に当る、リュックに引っかかる、上げたくもない足を上げるなど、やりにくい事この上ないのだ。それでもそこを何とかやり過ごすと傾斜も緩く雪もない道が出てきて正面と右への分岐点を右に行くと間もなく休憩所の建物の前に出る。そして、その目の前の階段を登った先にあるのが薬師堂のある山頂である(10:09)。鐘を鳴らして拝礼。近くに三角点の新しいものと古いものがある。   
          
 山頂からは360度のビューで、西に黒姫山、妙高山、火打山、白馬三山、雨飾山の連なり、南にも東にも色々な山が見える。

 


  日本海側には佐渡島がかすかに見えている。山頂から少し雪の上を南に下がると周囲の山の表示板があるので、周辺の山が気になる人はそこまで行ってみるのも良いだろう。

 所要時間:往;2時間5分、復;1時間25分

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