2017年6月17日土曜日

駒ヶ岳(1487.4m)


 

 駒ヶ岳と言う名の山は日本各地にあるが、今回紹介する山は新潟県糸魚川市にある山である。富山県にも駒ヶ岳があるため、富山県人は糸魚川周辺が頸城(クビキ)地方とも呼ばれるため、頸城駒ヶ岳と呼んで区別する場合もある。

 登山コースは根知谷コースと山海コースの2つあるが、今回は根知谷コースの6月中旬のご紹介。この日は前日から仕事がらみで糸魚川のビジネスホテル泊まり。部屋の窓は山側。初日はガスがかかり一切山は見えず。翌朝6時、雲のほとんどない晴天。駒ヶ岳を含む頸城の山々がはっきり見えている。よーしというやる気満々となる。しかし、ホテルで朝食を済ませて8時前にホテルを出た頃には山々にはガスがかかっていた。今回はコースタイムを計りブログに載せることが目的であり、体力づくりが目的なので意を決して登ることにする。

糸魚川市内をシーサイドバレースキー場へ向かって車を走らせ、スキー場の駐車場の前の道を更に進むと雨飾温泉への道標に導かれるまま山寺橋を渡る。渡って直ぐに右折して道なりに進む。しばらく車を走らせると左手に駒ヶ岳登山口の表示が出て来るので左折する。道なりにぐんぐん標高を上げながら狭い林道を走ると右手に駒ヶ岳登山口の表示のある十字路が出てくる。右折してさらに狭くなった林道の急傾斜をぐんぐん登る。左手に車が数台止められるスペースが出てくる。ここで止めてもよいし、更に上に上がり登山口を正面に見て左折した先にある駐車場に停めてもよい。そこには簡易トイレや作業用小屋がある。少し奥に行ったところにも車は停められるし、手前の林道は幅広いので片側なら駐車も可能だ。しかし、今朝はまだ車はない。地元の人達は景色が見えないような日には敢えて登らないのかもしれない。以下、遠景写真は2年前の写真からのピックアップ。

 登山口を出発(8:31)。山頂までは180分とある。

しばらく薄暗い森の中につけられた登山道を歩いていると、やがて開けた場所に出て遠くに駒ヶ岳が見える(8:37)。まだ先が長いと感じさせる場所だが、歩き始めてまだ10分程度だから当然。

 再び森の中に入るとやがて「駒清水」という湧き水の出ている場所につく(8:50)。山頂まで150分とある。この時間はゆっくりと登山する際の目安になるので利用すれば良いだろう。



 ここから先は次第に急登になってくる。ロープも適宜張ってある。やがてハシゴとその先に登山道を塞ぐような大岩が出てくる(9:03)。右側は谷となっている。大岩の左側を登るが、ここからが急登の連続になるので、ストックを持っている人は出来るだけ短めにして対応した方がよいだろう。

 15分程度、注意と我慢の急な登りを続けると少し傾斜が緩やかになる。さらに進むと苔むした大きな岩の間を通る(9:28)。まもなく目の前にコンクリートに小さな岩をいくつも埋め込んだような大岩が現われる(9:30)



 その大岩をすぎると水の流れる音が急に聞こえだす。まもなくせせらぎが現われる。そこを「島滝沢」と呼ぶ(9:33)。何故、このような場所に小川が流れているのかと不思議に感じる場所だ。進むにつれて周囲に大きな岩が目立つようになる。そして、目の前に駒ヶ岳の岩壁が突然現れる(9:42)。




 岩壁の直下で、迫力満点の場所である。登山道はこの岩壁の直下を横切るように急登する。これまで岩が崩れて事故があったという話は聞いていないが、できるだけ早めに通り過ぎたい場所だ。

 草地の中の道は意外と急で次第に岩壁に近づいて行く。ロープもあるので適宜利用して登ると良いだろう。途中、二か所ハシゴが掛けられている(9:49)は、横切るコースの中では最も狭い部分なので慎重に通りたい。やがて「バンド」と名付けられた岩壁がせり出し、その下をくぐるような場所にでる(9:52)




バンドの中も意外と急傾斜になっているが、ロープも張られているし、土嚢も置かれて歩きやすいように工夫されている。バンド内は見物をしないのなら6分程度で通過(9:55)。その先がまた急登になる。ハシゴが出てくる(10:01)と岩壁直下からはお別れとなる。結局、岩壁直下の横断には約20分前後を要する。
ハシゴを乗り越すと直ぐに大した量ではないが、せせらぎが出てくる。最後の水場になるが、ここも何故にこんな所にと不思議に思うばかりである。せせらぎの目の前に急登が控えている(10:02)。ここにもロープが備え付けられているので、じっくり我慢の登りだ。登りきると「すくみのテラス」という場所にでる(10:05)。右手に少し下ると直下に足がすくむ怖ろしい風景が広がっている(人によってだが)




山頂へは左手に道をとる。ここも右手に谷を感じながらの急登になる。やがて谷から森の中へと道は続くようになる(10:12)。緩急入りまじった、結局、急登の多い森の中の道を進むうちに傾斜が次第に緩くなってくる(10:24)。これまで酷使した脚の筋肉のクールダウンも兼ねながら、ゆっくり登るのも良いだろう。新緑のブナの林の中を歩く。駒ヶ岳の山頂付近は荒々しい岩壁とはうって変って、普通の山風景となる。ただ6月中旬にも関わらず、所どころ、雪が登山道を埋めていた。さらに昨年の落ち葉も登山道を埋めているので、リボンやペンキ跡などを確認しながら歩く

やがて山海コースとの合流点に着く(10:41)と、すぐに山頂に着く(10:41)。今回は土曜日というのに結局一人きりだった。




  今回はガスってなにも周囲が見えなかったが、真正面には雨飾山「写真」、その他、焼山、火打山なども見える。




 下りは、人によっては登りで使った脚の筋肉の疲労もかなりあるだろうから、慎重に下りたい。急登は当然、下りも急になるので、ストックは片付けて手とロープに頼った方が良いかもしれない。

 今回、下りの山頂近くで若い夫婦?連れに会った。土曜日なのに誰も登っていないという話題になる。彼らは福井県から来ていた。結局、地元の人たちは今日の山の様子をみて登山するかどうかを判断するのだろう。県外者はせっかくきたのだからと登る・・・それにしても晴れの天気予報なのに県外者の登山者が我々二組だったのも不思議だ。
  下の写真は登山口へ続く林道の途中から見た駒ケ岳の岩壁。緑の太い線が登山道で、あの岩壁の下を横断したと思うとぞっとする。




 所要時間:往:2時間10分、復:1時間30分。

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