2017年8月20日日曜日

大天井岳(2921.9m)


   大天井岳は「おてんしょうだけ」と呼ぶ。安曇野の山あいにある中房温泉から燕岳(つばくろだけ)を登り、西岳を経て東鎌尾根を経て槍ヶ岳(3180m)へつながる登山道を「表銀座」と呼んでいるが、その途中に位置するのが大天井岳だ。山頂周辺には大天荘大天井ヒュッテの2つの山小屋がある。大天荘の前で表銀座登山道と常念岳方面への登山道が交差する。今回は常念乗越でF氏とテント泊をした時の記録になる。

  晴天の平成28年8月6日、簡単に朝食を済ませて、私はデイバッグ姿、F氏はトレラン風の姿で常念乗越を出発(6:45)。まず横通岳(2767m)への稜線登りから始まる。常念岳ほどではないが見上げるような登りが続く。この山は山頂までの道はなくトラバースしていく。その巻道の先端の南肩に着く(7:22)とほぼ平行な道が続く。

ここからの槍ヶ岳や穂高連峰の眺めは素晴らしいの一言に尽きる。

 


 また高山植物の女王と呼ばれる岩稜に咲く可憐な「コマクサ」も所々に咲いている場所で、つい目を奪われる。

  横通岳から緩やかに下って行くと東大天井岳との鞍部に着く(8:00)。

  見通しの良い広々とした草原状場所だ。目の前には東大天井岳(2814m)の山塊が見える。実はこの山も山頂を巻いて行く。巻道を乗り越すと大天井岳の手前のピーク(2832m)が見える(8:27)。その右側には遠く立山連峰や剱岳も見えている。そして、雄山の頂上から大天井岳も見えるはずなんだと改めて思う(この写真のもっと右側に見える)。

 一旦下り、ピークを越え旧二ノ俣小屋跡を過ぎると間もなく大天荘が見えてくる(9:12)

 大天井岳へは大天荘の横手にある道をさらに登る。やがて山頂へたどり着く(9:23)。表銀座と言われるように結構な人出で山頂での記念写真も待ち時間ありだった。

   しかし、今回は360度遮るものなしの風景を堪能できた。下の写真は来し方の登山道。遠く常念岳がしっかりと見えている。

  帰りは元来た道を戻る(9:45)。常念乗越のテント場の我が家に着いたのは11:58だった。



 所要時間 常念乗越~大天井岳:2時間40分、大天井岳~常念乗越:2時間10分

 
 この後、常念岳を往復。しかし、私の体調に自信なく、当初の計画であった翌日の蝶ケ岳経由三股下山を諦めて、常念乗越から一の瀬へ下山(2:57)、常念小屋で予約していたタクシーで三股登山口まで移動(43分)。そこから富山へ無事帰還したのでした。
 ちなみに最近の常念乗越への登山は三股ではなく一の瀬からが一般的らしいが、途中、結構な急登がある。

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