2017年8月22日火曜日

西方ケ岳(764.1m)


2013年12月1日の北陸地方の天気予報は富山市雨、金沢市雨、福井市雨と続き、敦賀市曇りとあったので、山の本を調べて、福井県敦賀市にある西方ケ岳(さいほうがだけ)に登る事にした。この山は敦賀三山の1つでもある。ちなみに他の二山は野坂岳(既登)と岩籠山(未登)である。

朝6時富山発、予報通り途中はほぼ雨、敦賀市に入ると曇り。天気予報は当たっていた。敦賀湾西側の常宮(じょうぐう)神社前の道路脇に車を停めて出発(9:02)。

神社横の民家の間を西方ケ岳登山口の表示板に導かれるまま歩くとやがて登山口に着く。7月にツキノワグマが出たという表示板がある。この付近でも熊がいるのだと改めて思う。周辺の畑には電線が張ってある。恐らくイノシシ避けだろう。また道沿いに大きなネズミ取りのような仕掛けがある。恐らく熊用か?なんだか自然豊かな土地のようだ。

海抜ゼロからの出発なので低山と言えども高度差はある。最初の登りは意外に急坂できつい。花崗岩の山なのか、ざらざらと白系の砂混じりの山道だが、時々大きな岩も出てくる。寒さを予想して着込んできたので途中で二枚ほど脱ぐ。奥の院展望所に出る(9:26)。
大きな岩がせり出しており、その上に怖々上ると敦賀湾が眼下に見下ろせる。後半の紅葉も見ごたえがある。 

そこからは比較的傾斜も緩くなり、銀命水という水場に出る(10:00)。水場と言っても大きな岩の下にちょろちょろと水が流れているだけだが、近くの木の枝にカップが二個ぶら下がっていた。それを使って一口だけ飲む。冷たくも無く、周辺が寒いので温度が一定ならそんな程度だろう。

オウム岩という場所に着く(10:19)。少し下に「聞き石」という岩があったが、オウム岩と聞き石の上に立つと互いの声が届くそうだ。

オウム岩からしばらくすると登山道は雪で覆われ始める。そこまでの道のぬかるみに登山者の足跡があったので自分より先行者がいるものだと思っていたが、雪道に先行者の足跡は無い。昨日は良い天気だったので恐らく昨日の登山者の足跡だったのだろう。朝までの間に積もった雪の上には小動物の足跡が登山道をずっと登っている。見事なまでに登山道を登っている。キツネかタヌキか、何となく二爪なのでイノシシか?それにしては歩幅が狭い・・などと思っている内に避難小屋のある雪の山頂にひょっこりと出る(11:02)。

 この頃にはどんより曇っていた空も陽が差すようになり青空ものぞきだした。海抜0mから丁度2時間の登りであった。久しぶりに一人きりの山頂だが、こんな日に登る人はあまり居ないのだろう。

木の葉は落ちてはいるが、見晴しが悪いので周りを見渡すと海側に雪道だが脇道がある様子。それに従っていくと展望の岩場が現れる。恐る恐るそこの上に登ると、眼下に敦賀湾が一望できた。北側には蠑螺ケ岳(さざえがだけ)が眼下に見え、敦賀湾に突き出した部分の先に「水島」という砂嘴が陸地から離れた島の半分が見える。

避難小屋の横手から蠑螺ケ岳方面に少し下ると、西方ケ岳二等三角点と蠑螺ケ岳の分岐点の標識が現われる。どういう事か?と正面の小高い雪の斜面を登ると三角点が見えて、その上の木の枝に西方ケ岳764.11mの表示板がかけてあった。先ほどの避難小屋の所は仮の山頂で、ここが本当の山頂なのだと合点。騙されないようにしないといけない。

 


 避難小屋で、寒さをしのぎながら昼食を済ませる。そのまま蠑螺ケ岳へ下り、バス道に出て、国道を常宮神社へひたすら歩くか、元来た道を戻るか迷ったが、海側から何やら北陸特有の黒灰白色の雲が出てきだしたので元来た道を戻ることにした。雪の下に枯葉の堆積もあり歩きにくい事この上のない下山で、おまけに途中から雨が激しく降ってきだした。下山に要した時間は1時間10分。午後12時35分だった。下山した頃には雨は止んでいたが、その後も激しく降るかと思うと晴れたりと気ままな天気模様の1日だった。写真は帰る途中に寄った気比の松原からの西方ケ岳の姿。

  


 

所要時間 往:2時間、復:1時間10分

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