2017年9月8日金曜日

飯縄山(1917m)


   飯縄山は「いいづなやま」と呼ぶ。長野県北部に位置し、妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山と共に北信五岳の1つになる。飯綱山とも書くが、山頂の標柱には飯縄山と書いてあるので、基本的には飯縄山なのだろう。名前の由来は飯砂、飯のように食用となる砂から来ているという。菌類や藻類の複合体テングノムギメシを意味しているとか。今回は二度目の登山となる。また趣を変えて、長野駅からバスでのアプローチを試みる。

 長野駅の斜め左向かいにある7番バス停からアルピコバスの戸隠キャンプ場行に乗る(7:00)。7:50に飯綱登山口バス停に着く。930円也。ここから登山口までは避暑地のような森の中の道をまっすぐに歩く。15分程度で道の右手に狛犬のいる登山口に到着(8:05)。

  準備を済ませて出発(8:09)。狛犬の向こうの鳥居をくぐり森の中を進むと林道の向こうの大きな奥の院一の鳥居に着く(8:15)。そこもくぐると本格的な登山道となる。この南登山道の途中には13仏といって、所どころに仏像が配置されている。それらは、足元にあったり、少し離れた場所にあったり、頭上にあったりするため、登りに気をとられているとつい見逃すこともある。

最初は緩やかな森の中の登りで、やがて第1仏像不動明王と13佛縁起の紹介板が現われる(8:23)。



第2仏像釈迦如来(1318m)通過(8:30)。薬剤師に関係する?薬師如来は第7仏像で標高1430mに位置する(8:45)。
 次第に傾斜がきつくなる頃に「駒つなぎの場」に到着(8:58)。
少し広めのスペースがあり、休憩をとる人も散見される。ここの奥に第11仏像の阿閃如来が安置されている。ここからは山腹を右側に巻いて行く。そして次第に岩まじりの急登が始まる。第一水場通過(9:09)。次第に景色も見られるようになる。第二水場(富士見の水?)を通過し、やがて天狗の硯岩と呼ばれる見晴のよい場所を通過(9:17)。今回はこの辺りから霧が濃くなり、ひんやりとした空気に変わる。下界は晴れ予想で恐らく気持ちの良い天気なのだろうが。森林限界を越えて笹原中心の急登に変わると間もなく戸隠中社から登る西登山道との合流点に着く(9:41)。この頃には霧雨状態になっていた。半袖Tシャツでは寒かったが、レインウエアや折り畳み傘を出すのも面倒なのでリュックにカバーをかけるだけにして登りを続ける。小さな鳥居と社の前を通過する(9:48)と、間もなく1909mのピークに着く(9:51)。山頂へは登山道をまっすぐ進むが、右手に少し下ると飯縄神社がある。

山頂へは広い見通しのよい稜線を緩やかに一旦下り、さらに緩やかに登ると着く(9:59)。




 この日の山頂は肌寒く、ガスもかかり見通しも悪いので、5分程度で下山にかかる。その時、ようやく霧が晴れて麓の風景や長野市内を見通せる。しかし遠くの山は見ることができなかった。

 下の写真は7年前の5月上旬に登った時の光景で、山頂から戸隠連山(右手)の後方に白き後立山連峰を望む。
  当時はまだ山頂付近の稜線は雪で埋まっていた(1909mから山頂の風景)。



下りは近所の幼稚園のイベントらしく年少から年長の幼稚園児が先生や父兄たちと一緒に大勢登って来るのに会ったのには驚いた。さらに下の登山道にいた地元の親子に聞くと、どうやら飯縄山登山はその幼稚園の特別行事らしい。たくさんの4歳から6歳までの幼児を、大人にとっても決して楽とは言えない登山をさせる方針には驚嘆せざるを得なかった。岩場を這いつくばるようにして登る園児たちにもし何かあったら・・・と思うと背筋がぞっとなったのは正直な気持ちだ。
 下りは山頂を更に進んで戸隠中社へ、西登山道から戸隠中社へなどの道も選択できるが、私は元来た道を戻った。

所要時間 往:登山口から山頂 1時間50分 復:山頂から登山口 1時間14分

     バス亭から登山口は約15分程度かかると思った方がよい。

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