2017年10月20日金曜日

弥陀ヶ原(1800m)


   弥陀ヶ原は富山県立山町にある東西4Km、南北2Kmの溶岩台地である。標高は大体1600m~2000mの傾斜をもつ。かつて火山活動が活発であった立山の噴火によって形成された台地であるが、この付近はまだ活火山の1つになっている。今から4万年頃までには現在の形となったといわれる。大日岳の裾に広がる大日平との間には称名川が深い谷を刻んでいる。立山ケーブルの終着駅の美女平付近の立山杉の森林地帯から下の子平や上の子平を経て、草原地帯となる。

 弥陀ヶ原を散策するコースは美女平からも木道のコースなどが設定され弥陀ヶ原ホテルまで行くことができる。今回は称名滝の下から八郎坂を登っていくコースを紹介する。

 称名滝の駐車場を出発(7:21)。大日岳への登り口を左手にみて。滝の近くの飛龍橋を渡ると左手に八郎坂と刻んだ岩石がある。その奥に登山口がある(7:31)。
  基本的には滝つぼの急坂だが、最初は誰がどう見つけたのか木々の生い茂るつづら折りになった道を登っていくので急登という印象はない。やがて称名滝が見通せる最初の折り返し点を通過(7:49)。最初は岩の間にセメントを流し込んだ形式だが、基本的には苔むした岩の上を歩く印象がある。次第に傾斜も急になる。振り返ると大日平へ続く牛の首の峠が見える。1270mの称名滝展望台につく(8:09)。
  2つのベンチも用意されている。しかし、ここよりも1ピッチ登った場所の方が滝の見通しは良い。称名の滝は4段形成になっているが、ここからは最上段の滝を正面に見る。
  徐々にS状になった急登を登るとやがて2番目の滝展望台のベンチに着く(8:31)。ここからは崖崩れ防止なのだろうか堰堤が築かれており、その上を少し歩く。
  傾斜は緩やかだが細く、左側が切れ落ちているような場所もあるので気を付けて歩きたい。数年前にも来たが当時より一段と崩れているような印象がある。対面の大日平側も崩れて登山道自体を途中、大幅に変更している位だから、弥陀ヶ原側はまだましというところか。最終的には急登になるが弥陀ヶ原の端に着いたのがすぐに分かるような場所に出る(8:57)。直ぐに美女平へ続く遊歩道の分岐点があり、さらに行くと立山高原バスの道に突き当たる(9:00)。
  バス道路の脇には木道が用意されているので、ここからは高原に備え付けられた木道歩きとなる。
  ここからは急に見晴しが良くなる。大日岳連山や大日平には小さく大日平小屋が見える。目を転じれば鍬崎山や薬師岳が見える。また富山平野も見通すことができる。


  木道は一旦高原バスの道路と交差して向かい側に移る。弘法というバス亭もある場所だ。ここから1時間も歩くと弥陀ヶ原ホテルのある場所に着くが、今回は途中のベンチで引き返す(9:35)。弥陀ヶ原まで行くと周辺に散策路もあり楽しめる。近くには立山カールが見られる展望台もある。対面にはザラ峠や五色ケ原の縁にある鷲岳や鳶山の連なりが見れる。帰りは来た道を戻るが、八郎坂は下りで使うと意外と急なので慎重に下って行こう。

 

所要時間 往:駐車場~八郎坂~高原バス道路交差点 1時間39分

     復:高原バス道路交差~八郎坂~駐車場  1時間24分

 

2 件のコメント:

  1. 兄貴、御疲れ様です。八郎坂コースは、恥ずかしながら、未登頂なんです。是非、一度、散策してみたいと思っています。欲張って室堂までいけるかな?

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    1. 古さんなら八郎坂から雄山山頂の往復も可能でしょう!!私は16年前に称名駐車場に前泊し午前4:30ごろ出発、10:15に山頂に到着して、午後4:00過ぎに戻ってきた経験があります。
      弥陀ヶ原までは木道ですが、そこから天狗平までは旧道の登山道を行くか、バス道路をぐんぐん登って行くかです。当時はバス道路を選択しましたが、弥陀ヶ原の追分料金所以降は自動車専用道路になっているのではないかと思うと歩行者は通行できないのではと・・・いまだに確認はとっていませんが(^_^;)

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